SCST インストールメモ on CentOS 5.7 の続き。FCのケーブルを準備するまで我慢ができなかったのでとりあえず iSCSI でエクスポートしてみた。
iscsi-scst カーネルモジュールの作成
971 cd work/scst/trunk/
972 cd iscsi-scst/
976 ls -l
977 less README
978 make all
979 make install
iscsi-scstd.conf を作成
[root@localhost trunk]# cat /etc/iscsi-scstd.conf
Target iqn.1994-05.com.redhat:24d563eb3c6:storage
指定した IQN は、 /etc/iscsi/initiatorname に指定されていたものをそのまま借りました:p
カーネルモジュールのロード
1027 modprobe scst
1028 modprobe iscsi-scst
1029 modprobe scst_disk
1030 modprobe scst_vdisk
イメージファイルをiSCSIエクスポート
957 scstadmin -open_dev vdisk1 -handler vdisk_fileio -attributes filename=/vdisk1.dsk
1077 scstadmin -add_target iqn.1994-05.com.redhat:24d563eb3c6:storage -driver iscsi
1081 scstadmin -add_group hosts1 -driver iscsi -target iqn.1994-05.com.redhat:24d563eb3c6:storage
1113 iscsi-scstd &
1130 scstadmin -add_lun 0 -driver iscsi -target iqn.1994-05.com.redhat:24d563eb3c6:storage -device vdisk1
1131 scstadmin -enable_target iqn.1994-05.com.redhat:24d563eb3c6:storage -driver iscsi
1132 scstadmin -set_drv_attr iscsi -attributes enabled=1
イニシエータを準備し接続
今回は Windows 7 Ultimate の iSCSI イニシエータを有効化して接続しました。
コントロールパネルから「iSCSIイニシエーターのプロパティ」を開き、ターゲットとして SCST が動いている IP アドレスを指定して「クイック検索」ボタンをクリックします。
ターゲットが問題なく動作していれば、「検出されたターゲット」欄にターゲット側 IQN が表示されますので、目的の IQN を選択して「接続」をクリックします。無事に接続されれば、ターゲット側の領域が論理ディスクデバイスとして認識されているはずです。
構成情報を /etc/scst.conf に出力
1133 scstadmin -write_config /etc/scst.conf
1134 cat /etc/scst.conf
I/O試験
1137 iostat -mtx /dev/sda 1 | grep sda
この状態でイニシエータ側から負荷をかければ Linux 側で I/O の発生を確認できる
所感
SCST のコンパイル時点から感じていたことですが。。。。 trunk のコードベースで試したからか、既存のドキュメント類からオペレーションが変わっていて、読み替えるのがちょっと大変でした。。。。正直まだ成熟したとはいいづらいね。どのタイミングのコードを使うかなど決断して闘う必要がありそう。
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