2008年4月3日木曜日

PCのハードウェア構成をラクに特定する

本職にて、コンピュータの環境設定(OSを入れ直したり、ソフトウェアをインストールしたり等々)をよく行っているのですが、コンピュータごとに構成が違うため、適合するデバイスドライバを調べて用意するのは、とても面倒で時間がかかる作業です。


昔はいわゆる「自作機」を相手にすることも非常に多かったのですが、最近はハードウェアの調達元が統一され、随分と楽になりました。とはいえ、構成がわらないコンピュータの環境設定作業を行わなければいけないシチュエーションが無くなったわけではありません。


また、調達元が統一されたとはいえ、某BTOベンダのハードウェアでは、同じモデルでもロットによっては搭載されているデバイス(ビデオ、サウンド、NIC)が違うことはしばしば。このような場合にはあたりをつけてドライバを入れてみるとか、1CD Linuxを起動してハードウェア構成を確認するといった方法をとっていましたが、いかんせん非効率的ですし、スマートとは言えません。


そこで Unknown Device Identifier のようなツールを使うと、そのコンピュータ上に存在する PCI デバイスの一覧を表示できます。システムのプロパティを見ても「不明なデバイス」としか表示されないデバイスでも、このツールの表示を見ればすぐに適合するデバイスドライバがどれか判断でき、自信を持って作業できます。


Unknown Device Identifier はインストーラ形式での配布になっていますが、インストール先ディレクトリのイメージを USB メモリなどに入れておけば、 Windows をセットアップしたばかりのコンピュータでも利用できるようです。


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