Xilinx の開発環境はいま下記のふたつがあります。
- Vivado Design Suite
- ISE Design Suite
このうち ISE Design Suite は過去のバージョンのもので、2013年に機能追加を終えてメンテナンスフェーズに入っています。現在は Vivado Design Suite がメインストリームということのようです。
それで、新しい Vivado Design Suite をインストールしてみたのですが、動かしてみたら、まさかのライセンスがアクティベートできない罠にはまりました。
Vivado 2013.3 can't find license
Vivado DS, ISE DS ともに無償でダウンロード可能で、論理合成などの機能を無償で利用するためには Xilinx のサイトで登録の上 WebPack ライセンスを取得します。 ISE DS の無償ライセンスはフローティングライセンスが取得できるのですが、 Vivado DS の無償ライセンスはノードロックになっていて、しかもどうやら VMware の MACアドレスを検出して弾いているっぽいですね。。。。
私は MacBook Air 上で VMware Fusion を動かして Windows や Linux を動かしているので、上記の制限にひっかっかります。この制限は次期バージョンの 2014.03 で取り除かれる予定、とあります。
ちょっと触ってみた感じ新しい Vivado のほうがインターフェイスが良いし、複数のツールがひとつの開発環境に統合されているようで具合よいのですが、今回買った Nexys 4 は ISE DS でも対応できます。
先のディスカッションを見ると Xilinx の窓口に問い合わせをすると Vivado DS のフローティングライセンスを出して対応してくれたりするようですが、今回はとりあえず ISE DS にダウングレードして、通常フローで取得できるフローティングライセンスを使うことにしました。
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