以下に sfdisk の簡単な使い方の例を示します。
# sfdisk -d /dev/sda > part.txt … (1)/dev/sda のパーティーション情報を part.txt に出力 # cat part.txt | sfdisk /dev/sda … (2)/dev/sda に part.txt のパーティーション情報を書き込み # sfdisk -d /dev/sda | sfdisk /dev/sda … (3)/dev/sda のパーティーショテーブルを /dev/sdb にコピー
この方法はもちろんインストール後の OS 上でも利用できますが、 RHEL/CentOS のインストーラ上でソフトウェア RAID を構成した場合にも非常に便利です。以下に、 sfdisk と md を利用したソフトウェア RAID を使ってパーティーショニングする例を示します。
- RHEL/CentOS のインストーラ GUI 上で Ctrl-Alt-F2 を押して仮想コンソール上のシェルに落ちる
- 一台目のハードディスクのパーティーションテーブルを作成する
fdisk /dev/sda - 二台目のハードディスクに、一台目のハードディスクのパーティーションテーブルをコピーする
sfdisk -d /dev/sda | sfdisk /dev/sda - Ctrl-F6 を押して、 GUI インストーラに戻る。必要であればパーティーション構成画面にて「リセット」ボタンを押し、最新のパーティーションテーブルをリロードする
- 一台目、二台目のハードディスクに同一サイズのパーティーションが同一構成で作成されているので、RAID 設定を行い RAID-1 で論理保護されたパーティーションを作成する
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