- 別システムの時刻を取得し、自システムの時刻を取得した時刻に合わせる
- サーバとして、別システムからの時刻問い合わせに応答する
ハードウェアレベルで仮想化を行う仮想マシン技術の場合 - たとえば VMware では、時刻同期は VMware Tools に含まれる時刻同期アプリケーションが用意されています。しかし、 W32Time サービスと VMware Tools の時刻同期機能を同時衝突しておもわぬ誤動作をすることがあります。
この問題を解決するには、 W32Time のクライアント機能を停止するか、 VMware Tools の時刻同期機能をオフにするかのどちらかが必要となります。
システムを Active Directory のドメインコントローラとして利用する場合など、 W32Time サービスが必須の場合があります。このようなケースでは、 W32Time サービスのレジストリ値を書き換えることで、自システムの時刻同期機能のみをオフにすることができます。
Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\Parameters] "Type"="NoSync"
上記とおりレジストリ値を変更の上、W32Timeサービスをリスタートします。なお、 Type が "NTP" (デフォルト値)の場合には Network Time Protocol を用いて時刻同期を行います。
W32Time サービスの詳細については以下のドキュメント(Microsoft Word形式)が参考になります。
The Windows Time Service By Shala Brandolini and Darin Green, Microsoft Corporation
Published: April 2001
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